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製品情報

ステンレスねじ用焼付き防止処理

「Mコート」処理とはステンレスボルト・ナットの焼付き防止対策として、丸ヱム製作所が開発したテフロン系潤滑剤皮膜処理のことです。

 
  

特長

  • 焼付き防止効果が大きい
  • 食品衛生法・食品添加物規制法の規格基準(※)に合格

食品衛生法、食品添加物等の規格標準(昭和34年厚生省告示第370号)、
個別規格に規定された以外の合成樹脂製の器具又は容器包装
(最終改正:平成28年厚生労働省告示第245号)に基づく試験

データ(Mコートの焼付き防止効果確認試験)

目的
「Mコート」を施したステンレス鋼製ボルト・ナットが、焼付きを引き起こしやすい条件下(下図)でも焼付くことなく締結できるかを確認する。
試験方法
焼付きが発生しやすい条件として、ボルト・ナットを下図のように組合せ、ナットに締付トルクを加える(繰り返し5回)。その後ナットを緩め、焼付きが発生したかどうかを確認。
締付けトルク
呼び径別にトルクレンチでナットに一定の締付トルクを加える。
ボルトの材質 ナットの材質 サイズ 締付トルク
SUS304系 SUS304系 M8 23N・m(235kgf-cm)
M10 46N・m(470kgf-cm)
M12 80N・m(815kgf-cm)

 

 

試料No. ボルト・ナット共に
Mコート処理
ボルト・ナット共に
Mコート未処理
M8 M10 M12 M8 M10 M12
1 繰り返し5回締め付けたが、焼付き現象は起こらず、ボルト・ナット共にねじ面に異状「カジリ」は認められず。 締め付け1回目で完全焼付きが発生、ナットを取りはずそうとして、ボルトがねじり破断した。
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