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お知らせ

2018.01.05

年頭所感

 2018年、希望の新年(戌年)が明けました。 「戌」は「滅(めつ):ほろぶの意味」で、草木が枯れる状態を表しているとされます。 しかし枯れた草木の下からは必ず“新芽“が出てきます。 後に、一般的に覚えやすくするために十二支として動物の「犬」が割り当てられたそうです。 犬はお産が軽いので“安産祈願(帯祝い)には戌の日が吉日”の風習もあります。 我々のビジネスも、新製品(新芽)の産み出しをスピーディ(安産)に!と、意識しての一年にしたいものですね。

 さて、平日の朝はNHK連ドラ「わろてんか」の視聴から始まります。 人生には笑いが必要だ! いつも周りに“笑い”をふりまく“ヒロイン・てん”が、ひょんなことから夫婦で寄席経営を始め“笑い”をビジネスにした日本初の女性としての物語なのですが・・・

・大正時代から昭和初期の活気あふれる商都大阪が舞台である

⇒丁度、弊社の創業期(昭和2年)の頃と重なります。

・米問屋の経営が破綻してから、寄席経営へと全く違う商売への転進・苦労のストーリー

⇒弊社の創業者(田島留吉)が、漆問屋から割りピン製造業への転進と重なります。

そんなこんなで、色々な想いに浸りながら、見入ってしまう毎日です。

 勿論、最初から寄席経営が上手く回るはずもなく、最大のピンチの場面で、ごりょんはん

(先代女将)から“商売繁盛の秘訣”として『始末』『才覚』『算用』が肝要! 商売人

はその事をしっかりと自覚して、向き合うべし!と一括の場面があり、思わずメモ。 

小職なりの理解では・・・「始末」とはコスト削減・コスト意識の事、「才覚」とは創意

工夫がベースで近未来を意識しての製品開発力や経営革新力の事、「算用」とは利益確保(原価/売価)の経営計画の実践の事と捉えました。 この言葉の元ネタは江戸時代の井原西鶴が日本永代蔵に“商人に大切な原則(心構え)”として書かれているものだそうですが、現在のビジネスにも間違いなく通じる教えと、感慨深く振り返りました。

 2018年もブルドック軍団は、この『3つのポイント』を押さえてのビジネス(商売)

を追求し続けます。 加えて、お客様からの『信頼』(お客様での弊社シェアと考えて)を

増やす事への挑戦を、させて頂く一年にの覚悟です。

売繁盛⇒売繁盛』   『始末』『才覚』『算用』+『信頼』!

『新しい年を迎えるには、新しい心構えがなくてはならぬ。

決してただ漠然と迎えてはならぬ。』(仏教詩人 坂村真民)

※「新しい心構え(=未来への考え・夢)」を

丸笑夢製作所:2018中期「成長戦略(事業発展)計画書」に認め(書初め)て・・・

希望の新年がスタート!  全社一丸で顔晴ります!!

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