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お知らせ

2017.01.05

「年 頭 所 感」 

 2017年、希望の新年(酉年)が明けました。 古来より鶏(にわとり)と人間は(時を報せてくれるだけでなく)密接な間柄にありました。 干支の「酉」は稲を始め穀物の結実・収穫を意味し、字の形状は酒を盛る器の象徴であり、その事から酉は、取り込むの「取」になり「福取り」の神として信仰され、酉の市などにも発展したそうです。 

我々のビジネスも、積極的なP→Dの実践で、“とりこみ”即ち「実り」多い一年に仕上げていきましょう。

 

 トランプ(発言/期待先行)バブルで世界中(そして日本)の株価が上昇して終えた2016年末でしたが、果たして2017年も順調に景気回復と、事は運ぶのでしょうか!?

リーマンショック以降、世界各国で景気対策と称しての通貨供給過多政策で、株価も景気も実力以上に下駄を履かされている、という論評の方が説得力がありますよね。

 2017年は、明治維新から150年の節目にも当たります。 「坂の上の雲」を目指して、ただひたすら、近代国家を目指して走り続けてきた日本が足踏み(デフレ)を始めて、もう早25年・・・。 いささか疲れて、打ちあがった「トランプ・アドバルーン」に心と目を奪われるのは致し方なしの面も。 トランプノミクスが成功するか、失敗するか・・・いずれにしても、過去の経験則では推し量れない、まったく新しい時代へ世界中が巻き込まれて展開して行くことだけは、間違いなさそうです。 貿易の混乱、為替・金融の変化、EU始め各国の変貌・・・地球上の何処で何かが起きても、即刻我々の身に降りかかるのが、今日の地球経済です。 しかしこの様な時代でも、生き(勝ち)残る為にはその変化を恐れるだけでなく、全く逆に経営や人生をさらに発展させるチャンスと捉えて、会社も個人も、「新しい時代への心構えと備え(言い換えて新しい発想と行動できる)」その体制を作っておくことがとても大切であり、新年を迎える今、問われているのです。

一方、当社は今年5月1日で「創業90周年」を迎えることになります。 <明治維新から60年後に創業していた> これ偏(ひとえ)にお客様や協力企業のご支援とご協力の賜物と、心から感謝申し上げます。 企業として、90年継続できたのは、「ミッション(使命)」「パッション(情熱)」「コミュニケーション(一致団結力)」この三つの“ション”があったればこそと振り返りつつ。 そしてこれからも・・・90年はあくまで通過点、当面は一世紀(100年)企業目指して、新創業の気持ちでチャレンジを始めます。 

そのスタートが今年2017年なのです。 2017年も顔晴る!

 

『時代の変化を恐れず、発展のチャンスと捉える!』

『来るぞ、新時代⇒その先には何がある!? 自分で見つける!』

『夢、志、理想、ビジョンを持たなければ、

個人も、会社も、国も、それは絶対に発展しない!』

 

2017年年頭

『初日の出 拝んで今年も 決意あり』

                          代表取締役社長 松元 收

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