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お知らせ
2016.10.06
マリオ、東京⇒リオへ!?
「 嫁が食う 桃栗3秒 柿8秒 」という川柳(詠み人知らず)。 それぞれ実になるまで、桃や栗は3年、柿は8年もかかったのに~ 奥様が元気(すごい食欲)で幸せな家庭団らん・秋の夜長、お茶の間の情景が目に浮かびました。<いと可笑し>
季節は、確実に秋へと移り変わってきました。 リオ五輪で盛り上がった夏が、もう大分前の出来事の様に感じます。 ところで、そのリオ五輪の閉会式のセレモニーで、東京から地下に潜った「マリオ」が、(地球の真裏の)リオに飛び出してきた(実際は安倍首相が帽子とオーバーオールで変装)演出には、驚きました。
それを見た時、ふと想ったのが
① 関西の芸人が、地面に向かって「ブラジルのみなさ~ん、聞こえますかあ~」ってやるギャグ!
② 地球に穴を掘って、(裏側の)ブラジルまで貫通させて、足から降りていきます・・・
で、ブラジルでは、足から?頭から?どっちから出てくるのでしょうか!?
という(とんち)設問!
答えは⇒地球の中心のマグマ(マントル)で燃え尽きてしまうので、ブラジルには行けない・・・
そうなんです。 このマグマ・マントルを有する我々の地球は、その中心部には1,000℃~5,000℃にも達するであろう、もの凄いエネルギーが存在するんだそうです。 世界各地での火山噴火(溶岩)や、各地の温泉で高温の水蒸気が噴出しているのも、その事の証左に他なりません。
一方、不幸な原子力発電事故(東京電力)から、我が国の電力供給は、その不足分を火力にて補う状況が続いています。 太陽光や風力(自然エネルギー)への転換も一部に限られる中で、「原子力を止めたって、何の問題も無いよね、夏場の電力ピーク時でも停電になんかならないし」と主張される論客(評論家)の方も、居られますが・・・(小職の想いというか素朴な疑問は)その方々は、コスト<具体的には殆ど輸入に頼る、石油やLNG・石炭増加額「3~4兆円/年」>については、何も語られない事です。
(安倍首相は、どうやってマグマ・マントルを避けて、やけどもせずにリオに辿り着いたのかは不明ですが!?)
少なくとも、小職はその事から・・・日本は、どこにでも温泉がある火山国だ!
気象状況に左右される自然エネルギーよりも先に、いつも安定で、極論を言えば「燃料が要らずに、熱い蒸気をそのまま使える」地熱発電があるじゃないか! なぜこれを積極的に推進しないのか!? 大きな疑問を抱いてしまった夏でした。
<でちょっと、調べてみました>
・ 日本は、USA・インドネシアに次ぐ世界第3位の地熱資源国
・ 資源量は豊富だが、発電設備の普及が(遅々として)進まず(初期投資金額?)
<最初はオイルショックで始めたが、落ち着いた1990年代半ば以降ストップのまま>
・ 火力発電は燃料でお湯を沸かし⇒蒸気を作る構造だが、
地熱発電は地下の200~300℃の高温天然蒸気で直接タービン回す
・ 発電の安定性は原子力と同程度 <太陽光は夜間無理、風力も風が止めば・・・>
・ 温泉業者が地熱発電所を経営も可能(勿論限定地域での小型バイナリー発電)
<100℃のお湯が出る温泉は、冷やす必要(それで発電)温度を下げてから、湯船へ)
- 日本に於ける地熱発電のポテンシャルはまだまだ眠ったままである<結論>
日本国を、会社経営の視点から考え(例え)れば、仕入れ金額が増大したまま(3~4兆円/年)過すことは許されないはず⇒内製化というか、有効利用していない自社資源を有効利用して、外へ出るお金を削減すべきは、最も優先すべきカイゼン課題(粗利益増加策/設備投資案件)であるはず・・・
3~5年という短期で考えるのでなく、10~30年位のスパンで考える!
本ブログの論旨(小職の主張)⇒「地熱発電設備の普及促進!」
「日本国民のニーズ(日本国民ファースト)!」
地球という奇跡の星に生を受けて、引っ越すことが出来ない日本国土で、足元というか地面を見つめながら・・・
⇒地球の真ん中にまで、想いを致せてくれたマリオへ・・・ありがとう!
2016年 初秋の候 代表取締役 松元 收