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2015.09.03

目標と目的の違い

 9/1の『ワールドカップ女子バレー』・・・日本(世界ランク5位)とセルビア(8位)との対戦、フルセットの熱戦で、手に汗握りながら最後までTV応援しました。 ほとんどの選手が2m近いセルビア相手に、キャプテン木村(さおりん)や大竹、古賀、長岡の芸術的なサーブやスパイク、ブロックと驚異的なレシーブの連続・・・残り3戦、強敵(アメリカ、中国)との対戦を残しているようですが、持ち前の“笑顔溢れるチームワーク”(このランクがあれば、間違いなく世界1位!>)で、頑張って、リオ五輪への出場権(当面のチーム目標)をゲットして欲しいもの・・・。

 

 ところで、ワールドカップと言えば、この夏には『ワールドカップ女子サッカー』がカナダで開催されました。

 サッカー女子日本代表のなでしこジャパンが、2011年のワールドカップで金メダル(世界一)を獲得しました。 その時の彼女らのコメントを聞いて、驚いたのが「優勝は単に通過点(目標)で、真の目的は、日本の女子サッカーを“メジャーなスポーツに”したいんです」というもので、今でも強く印象に残っています。 そして、今夏の2015年カナダ大会で(惜しくも)準優勝の成績を収めた後の帰国時インタビューでも、宮間キャプテンは「日本の女子サッカーを“ブームで終わるのではなく文化に”したいんです」と、毅然と言い切って、女子サッカーへの理解を日本中のスポーツファンと関係者へアピールしたのです。

 2011年以降も、なでしこJのほとんどの選手が、さほど高い収入を得ている訳ではなく、中にはアルバイトをしながらの選手も多いとか。 国内リーグの試合でも、多くのカードが観客もまばらな状態。 「自分たちは苦労してきたけれど、これから先サッカーをやりたいと思う女子が増えるように、その為には、“夢を持てる環境を”」そんな“想い”が「女子サッカーをメジャーに、文化に」という目的として、しっかり意識されて、都度発言をしているのでしょうね。 この彼女らの真の目的へ到達するのは、まだまだ先のことと理解しながらも、だからこそ、一つの目標を達成しても次なる目標を立てて、頑張り続けらる訳で、彼女たちに終わり(ゴール)はありません。 次の目標は、リオ五輪での金メダル! 今日も彼女たちは、楽しくモチベーションを維持しながら、ボールを蹴っていることでしょう!

 

 振り返って、我々の会社ではどうでしょうか。 目標を達成することが、リーダー(キャプテン?)に課せられた重要な役割であることは、間違いありません。 しかし、その目標(例えば、チーム売り上げ○億円)を達成することが、リーダーとしての「目的」かと言えば、そうではないと気付きます。 リーダーの目的とは「自分自身が仕事を通じて目指したいこと(レベル)」であるはずです。 例えば「新しいマーケットを開拓したい」とか「新しい事業を起こしたい」など、自分が何の為に毎日の仕事を頑張るのか、というモチベーションの元になる、想いというか覚悟のことなのですね。 登山に例えれば、目標は○合目で、目的は頂上のことなのです。 なでしこJの事例から、はっきりと理解できるところです。

 

 弊社は8月20日〆で、丁度半期を迎えました。 目標と目的の違いを、今一度確認をしながら前半を振り返り、後半の戦い方の戦略を練り直しています。 “中国経済リスク”や“レアメタル下落”という様な、もの(ねじ)造りワールドカップ競技場に、新たな強敵も出現してきましたが、決して怯む訳にはいきません。 

 

 目前の目標(経営計画)をしっかり達成しながら、会社としての真の目的(将来のあるべき姿/ブルドック文化)を追求し続ける、2015年の秋にしてまいります。

 

 

 平成27年9月 秋涼はもうすぐ・・・     代表取締役 松元 收

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