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お知らせ

2008.07.30

メタボリックシンドローム・・・!?

 アジアでのサイクロンや大地震だけでなく、欧州の熱波や豪州では干ばつ、北米では西側は猛暑で東側は寒波etc。 今年は異常気象と天災が地球のあらゆる所で頻発しています。 
しかも、これらの被害を受けている地域は穀倉地帯でその収穫の激減と合わせ、バイオ燃料(原料)としてのトウモロコシや大豆の需給ひっ迫からも、今後の穀物価格の急騰は必至となる事でしょう。 
 一方、食料自給率が39%でありながら1,900万トン/年の食料を無駄に捨てている(お茶碗で数えれば、830杯分/年、一家族当り)飽食の日本・・・これも紛れの無い事実です。
 これからの穀物価格の高騰は、飽食をし続けて来た最近の我々日本人の生活習慣そのものを"見直しなさい""このままでは大変な事になりますよ"との重大なメッセージと受け止めるべきなのではないでしょうか。

 所で、会社は別の言い方で「法人」と呼びます。 法律では人間を"自然人"といい、会社を「社会的活動の単位となっている組織体」と定義し"法人"といいます。 「人」であり、「体」であるので、当に『人間の体』に例えると解かり易いお話になります。
・会社の毎日の営業「売り上げ」は⇒食事の事・・・毎日獲り続けなければダメ、しかも出来るだけ栄養価の高い(利益率)もの&バランス(業種偏らず)良くでなければ、決して健康体にはなれません。
・会社の「資金」は⇒血管を流れる血液の事・・・どこかで詰まったり、破裂させては大変(即、致命傷)。 輸血(新たな借り入れ)に頼るは不健康そのもの、新しい血は毎日の食事から造られるべきなのです。
・デッドストックや材料(仕掛かり品)の過剰在庫は⇒内臓蓄積脂肪と同じ・・・そのままにしておけば(人間では動脈硬化等の)重病へ直結し、先で必ず大きな問題となります。

 冒頭、穀物価格の高騰について触れましたが、我々の会社(法人)活動も同様で、先ずはレアメタル高騰からの原料高、そして原油高からの運賃初めあらゆる副資材関連の値上げラッシュです。 今までの「法人」としての生活習慣を"見直さざるを得ない"局面となりました。

☆ストックは適正にして⇒筋肉質(「体脂肪率=在庫/売り上げ」を下げる)な法人に
☆新しいお客様獲得の為には⇒運動量(お客様訪問&情報伝達の行動)を増やす法人に
☆法人の構成員の一社員は人体の"一細胞"と同じ⇒丸ヱムの社員細胞は活性化され、常に成長をし続ける細胞でありたいと念願しています。
「メタボリックシンドローム」に無縁な会社(法人)であり続けます!

                                 平成20年7月    代表取締役社長 松元 収

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