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2007.10.05

恋人に裏切られた気持ち・・・

企業の不祥事が続きます。 北海道を代表する銘菓「白い恋人」がまさかの賞味期限改ざんで、営業休止に追い込まれました。 どこかのミート社の様に商品がまがい物だった訳ではなく悪質性は異なるかもしれませんが、「消費者にわかるはずがない」という勝手な「侮り」は共通の(チョコレート以上の)甘さです。 北海道出身の小生としては、本当に残念で、恋人に裏切られた様な気持ちの晩夏でした。
先のブログで"道徳無き経済は罪悪である"との二宮尊徳の言葉を引用させて頂きましが「道徳」を学校で教えない昨今、これからも「金儲けは悪い事ですか!?」と言い切った欧米資本主義の落とし子の様な発想がはびこり、健全な経済発展の脅威となり続けるのでしょうか・・・そんな事を心から危惧しつつも、(世の経営者は)高い倫理観で経営に当たらねばならないとの想いを更に強く感じる、今日この頃です。 経済社会が混迷の渦の中に巻き込まれ無い為にも、個々の会社が独自の「道徳」を如何に確立し、どう実践していくのかが、問われているのだと思います。

●『企業の利益は、社会に奉仕した結果いただくものだ』      <松下幸之助>
●『道徳』とは・・・
  「道」:目標(形)と目的(心)の事 「道」が決まらないと「迷い」「惑う」
  「徳」:フォロワーシップ 相手を助ける(思いやる)心      <梅谷忠洋>

経済産業省・中小企業庁の「平成19年度戦略的基盤技術高度化支援事業(サポーティングインダストリー」として、『輸送機器等の軽量化に向けた高強度・耐熱マグネシウム合金ねじによる締結技術の開発』のテーマで、弊社㈱丸ヱム製作所と㈱ケーエステクノス様、木ノ本伸線㈱様の共同研究体制で、採択認可の運びとなりました。 同事業は平成18年6月に施行された「中小企業のものづくり基盤技術の高度化に関する法律」に基づく支援策の一環で、「部材の結合に係わる技術」「鍛造」「金型」「熱処理」「めっき」・・・等、19技術が指定されています。 ねじ製造業と同関連分野が指定技術に含まれている事は、国の産業施策として重要視されている事の証であるとの理解と責任の元で、「高強度・耐熱マグネシウムねじ(及び材料)の開発、製品化」に向けて、これからしっかりと三年間進めて参りたい(10月4日キックオフ)との決意を新たにしております。 これからの開発過程では近畿経済産業局様のお導き、神奈川大学、大阪府立大学、その他複数のアドバイザー企業の皆様方のご助言とご指導を仰がねばなりません。何卒宜しくお願い申し上げる次第です。
 
● 高強度で耐熱性に優れた「マグネシウム合金ねじ」必ず開発・完成させます!

                  平成19年10月  代表取締役社長 松元 収

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