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2007.03.29

"桜"前線上昇中・・・"NI"前線も、急上昇!

 ニッケルLME相場が現地3月12日、遂に$46,600/トン($21.14/ポンド)と上伸。 
 過去最高値を更新し、需給ひっ迫が続いていることから上伸力に衰えは見られず、先行きも強基調での推移が見込まれる今日この頃です。 
 正に「ニッケルショック!」の状況と云えるのではないでしょうか。
 ニッケルショックと云えば、過去数回見舞われた「オイルショック」の時を思い出します。 過去、オイルショックの度にどの様な変化が起こったでしょうか!? 例えば、太陽光発電やハイブリット車の技術開発が進みましたね。 最近は植物オイルで走るエンジンの開発など、一貫して"「オイル」を使わない代替エネルギー""オイルの消費を少なくする技術"が採用され、普及することになりました。 その結果、オイルは需要と供給のバランスが戻り、相場も沈静するを繰り返してきた訳です。
 この事から学ぶのは、やはりニッケルの消費を抑えて需給バランスを戻すことしか、
本当の解決策にはならないのかも知れません!? その具体策としての「オーステナイト系」ステンレスから⇒NIを含まない「フェライト系」や「マルテンサイト系」ステンレスへのシフトが大きく進むことになるだろうとの予想(仮説)が、多く語られる訳もそこにあるのです。
 弊社では、昨今の真のニーズは①品質(付加価値・オリジナル製品)②コスト(NI高騰問題)③納期(安定供給責任)のQCDのバランスの良いご提供であるとの認識の元で、
特にこの中でも"NI高騰"でのコストアップ問題を『完全に解決する(ねじ)』のご提供こそが、今最重要なテーマと考え、その開発に取り組んできました。 同時に「普通鋼メッキ品ねじ」での耐食性不安や環境問題も『解消できる(ねじ)』でもあります。
 そして、完成させることができました。
 『SF-160(スーパーフェライト-160)』シリーズのねじ製品群が、その答えです。

 NI前線の上昇は止める!      それは『SF-160』
 コストダウンは可能!         それは『SF-160』   

                                  2007年3月        代表取締役社長 松元 収

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