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2006.09.14

~人口減少時代の新しいパラダイムを意識して~

 日本では、昨年から人口は減り始めたの報道がなされています。 人口減少時代=マーケットの縮小時代と言えそうです。 前回のブログで<20世紀はプロダクトアウト、21世紀はマーケットイン>と記述させて頂きましたが、この切り口で考えれば・・・

 確かに、20世紀は人口増加の時代でした。 即ちマーケットは拡大し続ける訳ですから多くの企業は、単価を下げて需要を更に喚起し、数量を増やす事での売り上げ拡大策が正しいと信じ、実践してきた訳です。 特にバブル崩壊後は単価ダウンが当たり前、数量さえ増やせば利益も面積が増えるのでOKの考え方で、製造部門も一人当たりの生産量を如何に増やすか、その事でコストダウンを競う事を目標での活動に邁進し、その為にも沢山のオーダーが必要不可欠だった訳です。 しかし、その行動パラダイム(数量増加で売り上げ増やす)を21世紀に入った今でも繰り返している営業スタイルの会社であれば、今後益々苦戦を強いられる事になるでしょう。

 21世紀は人口減少(マーケット縮小)の時代なのです。 これまで当たり前だった思考パターンを捨て、如何に意識改革を実現できるかか問われているはずなのです。
 これからのマーケットの縮小時代には同じ物を単価を下げて沢山売ろうと考えてはいけない。 人口が減り、消費そのものが減るのですから、少々価格を下げたくらいでは絶対に販売数量は増えない。 では、具体的にどうすれば良いのか!? 同じ物を急に高く売ったのではお客様が納得してくれません。 結論とすれば唯一、付加価値を上げての製品のご提供しか、その方法は無さそうです。 お客様の立場に立てば、自分の欲しいもの、良いもの、他所に無いもの、気に入ったデザイン、短納期、在庫リスク、etc.満足感を満たせる条件が揃うならば、付加価値向上をお認め頂き、購入へと進めて頂けるはずと信じます。 
単価を下げて数量を増やす販促活動は営業部門だけで力ずくでも出来る事なのですが、製品の付加価値を上げて高く買って頂く活動は営業部門だけでは実現は難しい事になります。 正にマーケットイン=お客様のニーズやマーケットの動きをタイムリーに開発部門や製造部門、商品管理(仕入れ)部門に伝え、その情報を全社で共有しアイデアを出し合う、全社的な体制の構築が求められているのです。
そんな思いで、全社を挙げての"営業意識改革"に取り組んでいる今日この頃です。

20世紀は『競争』(コスト競争)の時代でした、そして21世紀は『競創』(付加価値:オリジナリティ)の時代である事を信じて。

                      2006年9月                   代表取締役社長  松元 収

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