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2018/12/12

平成を振り返って・・・

本当に暦の進むのは早いもので、平成最後の師走を迎えることになりました。

 

先ず、今年(平成30年)を振り返れば・・・

6月:大阪北部地震(水道断水、ブロック塀倒壊) 7月:西日本豪雨(倉敷市洪水・堤防決壊) 9月:台風21号(近畿暴風・関空高潮浸水) 9月:北海道胆振東部地震(大規模土砂崩れ) そして、夏の猛暑(統計開始以後で最高温)と、頻発するゲリラ豪雨や12月に真夏日!?などの異常気象・・・ 本当に驚かされると同時に、大きな“激甚災害”が日本各地で多発した一年でありました。

 

大きく、平成の30年間を振り返ってみても・・・

平成7年:阪神淡路大震災(M7.3 活断層、神戸中心街焼失、高速道他インフラ大破壊)

平成23年:東日本大震災(M9.0 大津波、福島第一原発事故二次災害)の大災害だけでなく、M7クラス(以上)の大きな地震だけでも18回も発生(1~2年の間で必ず発生、大きな被害を繰り返)してきました。 加えて、今年と同様の「豪雨や台風による災害」や「火山の噴火」なども30年間、“毎年”そして“必ず”繰り返してきているのです。 当に、災害列島「日本の地」に我々は住居を構え、そして仕事と毎日を生きている訳ですね。

 

この間、国の経済はどうであったか、大きく振り返れば・・・

平成の始まり(1989年バブルのピーク)は税収が約60兆円→ボトムは39兆円まで下がって→アベノミクスでようやく頑張って、約59兆円まで回復しましたが約30年前の税収を下回っている国は日本だけ。 この間、アメリカは財政規模を3倍にし、GDPも税収も3倍になっています! 日本の予算編成では「緊縮財政(プライマリーバランス優先)」公共事業縮小(公共事業叩き)の方針が繰り返されてきた結果として→この20年間で公共事業費(治水事業費も)半減してしまいました。 緊縮財政支持派の議員さんや財務省に伺いたいのは、その結果どうなったのでしょうか!?  国の財政は健全化したか?  その答えは間違いなく「No」だと思います。 

 

今年起こった倉敷市の洪水(堤防決壊)は、関係者なら予期済み(ハザードマップまで完成していた)なのに、対策費が予算化&実行されなかったが為に、多くの人命と財産が失われた! 実に悲しいことですが、間違いなく起きてしまった事実なのです。

 

もう一つ、この年末に「水道事業の民営化」の法案が通ったとの報道がなされました。 

その提案理由は? 老朽化した旧い配管インフラなどの入れ替え工事に、莫大な費用が予想されるので、これからも公共でやって行けば、水道料金の値上げが天井知らずになる! なので、民営化・・・ということだとすれば、全く逆の発想ではないでしょうか。 儲けを優先するには、(料金の値上げが出来なければ)配管の入れ替えなど先送るは当たり前。 目先のコストパフォーマンスを優先せざるを得ない民間に、「水道」「電気」「空港」などを任せることは、前提が間違っている(有り得ない)と思うのは小職だけでしょうか!? 

 

財政状況が厳しい中でもイギリス・カナダ・韓国・アメリカ・・・全ての国がこの20年で、公共事業費を2~3倍に拡大してきているそうです。 勿論、GDPを伸ばす中での予算配分の結果として。

 

来るべき新しい元号の新しい時代には・・・

「治水」「ダム」「橋梁」「港湾」「鉄道」「道路」「トンネル」・・・国土強靭化施策と、戦後50~60年経過のあらゆる旧いインフラのメンテナンスを前面に押し出す、意志のある予算編成にして欲しい。 これが、結局は産業の効率化や競争力UP、そして結果的に日本国全体の経済成長(GDP↑)に繋がることは間違いないと思うのです。 経済運営をデザインできる立場(政治のリーダー)の方々には、くれぐれも緊縮財政からの脱却(積極財政と公共投資への適正配分)のリードをお願いしたいと、心から期待するばかり。 激甚災害の度に補正予算を上げての対策では、“遅い”ということ!

 

今年は、明治維新からも150年の節目・・・

伊藤博文や大隈重信は、明治の初めに富国強兵の考え方が大勢を占める中で、当時の国家予算の半分を使ってでも、鉄道インフラの整備を優先すべきとの主張を絶対に曲げずに成し遂げたそうです。 当に、国家100年の計というか、日本の未来を見据えた「明治の気概というか先見性」に、心からの感服と感謝の念を感じつつ。

 

新しい元号の年が、どうか適正なインフレ基調で、GDPが伸びて(消費税の増に頼らずとも)その結果、税収も伸び→100年後に振り返った時に、「ああ、あの年号が変わったタイミングが、日本再生のターニングポイントだったなあ」と振り替えられるように。

 

平成30年、弊社の全てのステークホルダーの皆様には本当にお世話になりました。

心からの感謝を申し上げる次第です。

 

来るべき新年が、皆様にとって最良の一年でありますように。

 

 

平成最後の師走に、日本の為なる積極財政を期待&想いつつ・・・ 

 代表取締役 松元 收          

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