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2017/05/19

「新創業スピリット」

 弊社の創業は1927(昭和2)年5月。 お陰様で、今ここに創業90周年を迎えることが出来たのは、偏にお客さま・協力企業など皆さまの、大変ありがたいご指導とお力添えがあったればこそ、また現在の社員とその家族、そして何より90年の長きに亘り会社を支え続けた諸先輩方の尽力と研鑽、実に多くの人達に支えられての賜物であると、心からの感謝を申し上げます。

 

 弊社はもともと「割りピン」の製造業者としてスタートしました。 そして創業から丁度30年後の1957(昭和32)年、日本ではじめて「ステンレスねじ」の量産技術を開発。これが“錆びないねじ”として大きなヒット商品になりました。 設立者の田島喜代次が、温泉旅館での錆びたねじとの遭遇から、「錆びないねじ=ステンレスねじ」の開発につなげたのです。 この“気付き”と、戦後復興経済・産業構造の変化の中で、この様な高付加価値ねじの需要は今後必ず増えると、確信を持って“予測”できたこと。 この時の<経営者としての“先見の明”>こそが、その後今日までの経営基盤として確立し、引き継がれてきた弊社の“DNA”であると考えています。

 

 振り返れば、弊社の歴史は30年ごとに新たな変遷を辿ってきました。 「割りピン」を第一の創業とすれば、第二の創業が「ステンレスねじ」、そしてその後の1987(昭和62)年から今日までの「エンプラや高合金ねじ・パーツ」への展開、提案・開発型企業としての実践が第三の創業でした。 90年、人生に例えれば“卆寿”を迎えましたが、勿論ここで卒業という訳ではなく、単なる通過点と考え、弊社ではこれからの30年は<第四の新しい創業期>と位置づけ、具体的には「メディカル分野」への本格進出への挑戦を始めています。

 

 ある日、浜辺で貝堀りをしていた原始人がたまたま尖(とが)った巻貝を見つけ、それを棒切れに“回転しながら突き刺して外した”、これが人類と『ねじ』の最初の関わりとされています。 時代がどう変わろうとも、ねじとその機能は絶対に必要なものです。 

 

この千年で最大の発明とも言われる『ねじ』、そんな人類社会に多大な貢献をしている、いや出来る『ねじの会社』であることを、全社員が誇り・使命と感じ、情熱をもって“新創業スピリット”で希望の未来(これからの事業活動)へとつなげて参ります。

 

新創業スピリットとは、一人ひとりの社員が、「気付き」・「考え(未来予測・仮説)」・「行動」することの、新しい『3K・カイゼン』を日々実践することで、更なる会社の進化と、社員の成長につなげ、当面は100周年(一世紀企業)を目指すことへの、共有した“想い”のことなのであります。

 

平成29年5月19日  青葉、若葉の候・・・        代表取締役 松元 收

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